今回は無観客、そしてセコンドも人数制限、選手は事前の抗体検査など厳しい状況の中、開催されました。
サイジムからは直樹と杏佳が参戦。2人とも若いけどサイジムではベテラン選手。セコンドは人数制限により1人でよっしーが来てくれました。
いつもバンタム級だった直樹は今回13キロの減量を行いフライ級に参戦。1回戦はシード。準決勝は胴タックルからのテイクダウン、パスガード、サイドキープで手堅く判定勝ち。決勝は逆にパンチから一気にタックルから強烈なパウンド、パスガードでサイドを許すもすぐにガードに戻したが、終了間際にパスから腕十字で一本負け。準優勝。
アトム級に参加した杏佳はワンマッチ決勝戦で1Rは打撃の攻防からタックルでテイクダウン。パスガード、サイドキープで1R終了。2Rもタックル、パス、サイド、マウント、最後に腕十字仕掛けるも返され下になるも、すぐ下から腕十字、オモプラッタをしかけたところで2R終了。完勝で優勝。全日本アマ修斗の切符を手に入れました。
直樹は練習もしっかりやっているけど、ここ最近は連敗。なかなか結果が出ず辛かったこともあっただろうけど、腐らずに練習に参加。今回はしっかり結果も残してよかったが、この先を狙うならまだまだやるべきことはある。
杏佳もこの大会の3週間前の練習試合でまったく良いところが出せず敗退でかなり気持ちも落ちていたけど、翌日からすぐに練習再開。気持ちを入れ替え試合でもしっかり相手に向かっていった。
久しぶりの選手権。アマ修斗とは言え相変わらず他団体のプロ選手やRISEのプロキック選手が出場するなど、ここで勝ちぬくのは本当に大変。そして決勝戦はほんとにレベルが高い。そんな大会でしっかり結果を残せたのは本人の努力はもちろん、柔術は山田さん、寝技は若ちゃん、よっしー、打撃ではやすひこのクラス担当がしっかりクラスをまとめ、若手の勢いとベテランの巧みな技術の練習仲間とのスパー、そしてこんな状況でもしっかり対策して開催してもらった運営の方々に感謝の気持ちを忘れずにこれからも格闘技を続けていこう。
[第22試合アトム級決勝] 〇皆川杏佳(SAI-GYM) 判定3-0 ✖山内絵里(Mars Gym) [ジャッジ] A:生駒 20-18 B:鎌田 20-18 C:大内 20-18
[第25試合フライ級決勝] 〇山口峻(ブレイブハート) S 1R2’30″ ✖本多直樹(SAI-GYM) ※腕ひしぎ十字固め
[第15試合フライ級準決勝] ✖天川大夢(FourRhombus) 判定0-3 〇本多直樹(SAI-GYM) [ジャッジ] A:鎌田 9-10 B:藤石 9-10 C:須貝 9-10