7月25日に郡山総合体育館で行われた北日本柔術選手権の試合レポートです。
サイジムからは19歳のまことと43歳のゆきこの2人が参戦!2人ともデビュー戦でした!
久しぶりの柔術大会。セコンドも各選手に1人だけ。もちろん除菌、消毒、体温しての入館。計量も直前計量で密にならないような配慮。
江口諒 アダルト白帯フェザー級
1回戦は関東大会で準優勝している強豪選手。お互い上を取りたい状況でタックルいくも切られる。そんなスタンドの状況から相手選手が引きこむ。まことは足の中に入ってしまいクローズドガードがなかなか解除できずにいると、相手選手が立って片足タックルでテイクダウン。取られたと思ったけど、頭が外の片足タックルだったためノーポイントでスタンドから。0-0のまま残り1分。相手が引きこんできたのに対して外に出てアタックするもなかなかパスできず、相手が体を反転させたところバック取るもバックも取り切れず、相手選手も立ってまことにアドバンテージが入り、そこで試合終了。0-0A1でギリギリの勝利で決勝進出。
決勝戦はまことがギリギリ勝った相手に20点差近くつけて勝った選手。なんかポイントの入り方が???ような気がしたけど。相手選手は足をすくってテイクダウン、そしてバックまでが上手な感じ。といってもまことはまだ経験も浅いのでテイクダウンとパスで勝負。お互いスタンド勝負。まことがタックルいくもテイクダウンできず。相手は引きこむもまことはパスできず。そして相手も立ってスタンド勝負。そんな攻防がずっとつづきそのまま0-0で終了。レフリー判定で負けで準優勝。
江口諒 アダルト白帯オープンクラス
続いて無差別級。初戦の相手はライトフェザー級で優勝している相手。開始早々に引きこまれてパスの攻防。相手のガードも強く下からコントロールされ、スイープされそうになるもまことの運動能力で回避してる感じ。スタンドになっても距離を取られタックルに行けない。そして下になられスイープはされないけどコントロールされる展開で0-0のまま終了。レフリー判定負けでした。相手選手はそのままほかの選手を圧倒して無差別級も優勝。
まだサイジムに入会して2ヶ月。柔術も頑張っていてデビュー戦だったけど、柔術の難しさに苦戦した。でも優勝した相手2人にレフリー判定だったんで、修正できればどんどん勝てるようになるはず!
竹石有希子 女子アダルト白帯オープンクラス
当初マスター1で試合は成立していたけど、いろいろあってアダルト変更。相手選手はライト級にエントリーしていたので階級は1つ下で20代の選手。ゆきこもデビュー戦。試合直前まで上か下かで迷っていて、相手の出方で決めるって言ってたけど、デビュー戦でそんなことできるのかって。相手は開始から引きこんでくる感じだったので、そのまま足払って横に行けって聞こえたのか、本能でそう攻めたのか、そのままパスして崩れ袈裟。ここでいつもの形になれたので、気持ち的に余裕が出て、あとは下の選手の動きに合わせて、ポジションを変えポイントもなぜかどんどん加点され???最後はマウントから弓矢絞めで一本勝ちで優勝!
ゆきこはオープンクラスとミドル級に参加でミドル級は1人だったため5キロ減量して1人優勝。ゆきこは格闘技経験もなく42歳でジムに入会して、体より口が動いているタイプだけどいつも練習に参加していて、土曜の闘角練習では男性選手に混ざってボコボコにやられながらもMMAもやってるというパワフルなお方。この勝利は間違いなく本人の努力の成果!おめでとう!
ということで久しぶりの柔術大会でしたが、熱い試合でした!優勝商品もすごくて2~3万円相当のプロテインなどが入ってました。ゆきこはW優勝だったから、それが2つ…すごいことに…
そしてセコンドに来てくれた杏佳もいつもありがとう!杏佳はアマチュアの試合からプロの試合まで今まで数年間ほとんど応援に来てくれてます。みんなも絶対応援されているはずです。
応援してくれる人がいると選手は力がでるし、やっぱりうれしいものです。
次はいよいよ越後風神祭り!!そしてDEEP JEWELS!
予定ではこの2大会にサイジムから10人参戦予定です!!こんなご時世なので会場に来るのは大変だとは思いますが、もし可能であれば会場に来て応援していただくとありがたいですし、選手もみんなに応援されてれるんだ頑張ろうという気持ちになります。
チケット希望者は直接選手に言ってもらうか、私に言ってください。