第18話「また怪我…そして」

３月１日に誕生日を迎えて自分は２７歳。
そして、あっという間に３月の福島フリーファイト

 

今回は初めてグラップリングとアマ修斗２つの試合に出場。

最初はグラップリング（打撃なしのルール）

相手は東北の有名グラップラー。

ポジション的には上を取って有利に進めていたけど、下からのヒールホールドやヒザ十字なんて練習でもやられたときなかったので（当時はピロクに足関なんてする人はいなかった）全く対応ができず、極められても我慢してたら、膝がパキッって

と同時に１R終了。

あ～これやばいかも…と思いつつ２Rも相手は下から足関狙い。

さすがに２R目は早めに対応して、なんとかポイントで判定勝ちしたけど、試合後はまともに歩けず

 

午後からの修斗の試合はかなり厳しい状況だったけど、テーピングをがっつり巻いて強行出場。歩けない状況だったけど、いざ試合が始まったら不思議と動けるもんです。

と言っても相手は当時の柔術茶帯寝技になったら確実に負けると思って、蹴れないから怒涛のパンチラッシュ。相手はカウンターのタックル。絶対きれないと思っていたけど、これが火事場のってやつかしっかりつぶして上を取る。

しかし相手も柔術家。すぐに下から腕十字、しかもやっぱりうまいんだ…なんとか防いだと思ったら、また下から腕十字…これはかなりやばく引っこ抜こうと思って体を持ちあげたら膝に力が入らず、そのままバスターになってしまって（ほんの少しだったんだよ）反則負け。

 

試合が終わったとたん、膝が動かなくなって仲間におんぶしてもらって退場

でもそんなことより反則負けなので、１２０日間出場停止に。ということは夏に行われる東北選手権に出ることはできず、全日本も当然無理。今年はもう終わったと思ったら、悔しくて悔しくて会場で泣いてた記憶があるな～～

当時のピロクの練習後の写真

 

 

つづく