【試合レポート】越後風神祭り11

2023/09/06

［大会名］プロフェッショナル修斗公式戦「越後風神祭り11」
［開催日］2023年9月3日（日）※アマチュア大会『越後大かま秋風乃陣』併催
［主　催］越後風乃陣実行委員会［認　定］修斗コミッション
［会　場］万代島多目的広場『大かま』

9月3日（日）万代島多目的広場『大かま』で行われたプロフェッショナル修斗「越後風神祭り11」の試合レポートです。

選手入場式。挨拶はメインイベンターの達磨。

YOKOSAI VS ムテカツ（総合格闘技ゴンズジム）

［第1試合］YOKOSAI引退試合フェザー級5分2R

YOKOSAIがロー当てる。ムテカツがパンチから組み付いてくるもYOKOSAIボディロックからテイクダウン。首をコントロールしながら、飛びつき三角。三角絞めからパウンドで相手選手が落ちてそのままパウンドでKO勝ち。1R1:59TKO勝ち！

一杉芳樹（駿東修闘クラブ） VS 本多“弥彦”直樹

［第3試合］フライ級5分2R

1R相手選手は遠くからの蹴り、直樹はパンチ。直樹のパンチが当たる。組み付かれても負けない。何発かストレートを被弾させ相手はダウン。2Rも常に優勢に進め終了直後にフロントスリーパーで2R 4’51”一本勝ち！

青井心二（心技館）VS 江口諒

［第5試合］バンタム級5分2R

開始早々に青井選手がプレッシャーをかける。詰めてきたところ諒がタックルに合わせてカウンターの膝が入り、崩れる。なんとか組み付くもニンジャチョークで一本負け。

加藤裕彦 VS 澤江優侍（フリー）

［第6試合］フェザー級5分2R

裕彦のタックルからのフックが当たりテイクダウンに行くもバックを取られコントロールされる。返すも三角絞めなど極まらないけど形を作られ1R終了。2Rは開始早々に片足タックルでテイクダウンするも三角の形に頭抜いてパウンドで返す。終始うえでパウンドで終了。1-1ドロー。

Jセロウ若林 VS 松下祐介（パラエストラTB）

［第8試合］バンタム級5分2R

松下選手がパンチでプレッシャーかける。若ちゃんもパンチで応戦するも松下選手の打撃が入る。テイクダウン狙うもつぶされコントロールされながらパウンド。2Rに足関節のチャンスがあったけど、外され試合終了。0-3判定負け。

TOMA（直心会TK68）VS 岡田達磨

［メインイベント・第11試合］フェザー級5分2R

1Rお互い打撃の展開から達磨が組み付く。バック取れそうになるも立たれる。緊張感のある中、お互い大きいヒット。達磨も何発か被弾させるもTOMO選手倒れない。1Rは達磨が取った。2RTOMA選手サウスポーにスイッチ。TOMAのプレッシャーが強い。達磨タックル行くもテイクダウン取れず。そんななかTOMAの右ハイキックがアゴをとらえ達磨崩れる。なんとか耐えるもパウンドでまとめられ2ＲTKO負け。

今回の興行はKO、1本決着が多く過去一番盛り上がった大会でした。直樹は最後の最後で極めてくれて会場大盛り上がり。諒は悔しい結果。でもここから這い上がってくることを信じてるし必ず強くなる。裕彦は1R取られるも2Rしっかり取り返した。若ちゃん苦しい展開でも最後まで諦めなった。達磨はメインイベントらしい堂々とした戦い。負けはしたけど、決して評価の下がる試合ではなかった。でもそれは今回なんのメリットもないTOMA選手がアウェー新潟に来て試合してくれたことが一番だった。大会MVPはTOMA選手で間違いないです。また対戦していただいた選手の皆さんありがとうございました。

最後に自分の引退式をやっていただきました。24歳で格闘技を始めて21年。本当にいろんなことがありました。全日本アマ修斗で優勝し意気揚々とプロの世界に飛び込むも、3試合連続KO負け。後輩たちにはどんどん追い抜かれ、本当に辛くて苦しい時間がずっと続いていました。でも必ずどこかでリングに戻ろうと誰にも言っていなかったですが思ってました。最後の試合から12年後にその機会が来て、勝つことができ応援してくれた方々に少し恩返しできました。

そして引退試合。会場には懐かしい方々やいつものジム生、家族や仲間たち。入場のときはみんなの声援でもう涙腺崩壊ギリギリでした。ここまでやれたのはみなさんのおかげで本当に助けられました。ありがとうございました。

風田さん最後に最高の舞台を用意してくれて本当にありがとうございます。「修斗のカリスマ」ルミナさんに記念品を渡してもらい、レジェンド格闘技カメラマンの長尾先生に引退試合を撮っていただけるなんて考えられないです。

そしてスタッフのみなさん、引退試合で対戦してくれたムテカツ選手、応援に来ていただいた方々、練習に付き合てくれたジム生、家族には感謝しかありません。ありがとうございます。

最高の格闘技人生でした！！

ありがとうございました！

YOKOSAI