それでは初めて新潟で行われた越後荒波01の試合レポートです。越後荒波は柔術とグラップリングの大会です。
今回スタッフとして事前の準備、当日の設営、ジャッジ、片づけなどでお手伝いさせてもらいました。
午前中にアマチュア部門として柔術トーナメントが9時からあるとのことで、設営は朝6時から、事前のマット準備などで4時30分くらいに家を出ていろいろやってました。前日にアベマで修斗後楽園大会を観て興奮してしまい寝たのが1時過ぎになってしまいましたが、さすが設営に慣れてるピロクのメンバー。初めてのマット設営でしたがわりと順調にでき7時30分くらいに準備完了。
9時から越後荒波柔術トーナメント開始。
サイジムからは阿部さんが1人エントリーしていたけど、相手がみつらず1人優勝。白帯はビギナーな人が多めで年齢も17歳から50歳まで参加していて、内容も沈着が少なく、ポジション取るよりもみんな積極的に一本を狙いに行って、今大会はポイントはなく一本取るか、一本を積極的に取りにいった選手が勝ちというルールにしっかり沿った良き大会で夜の部にいい感じにつなげた感じでした!
そして16時からはプロ柔術荒波01!
メインの小見川道大選手はPRIDEやUFCで活躍した超大物選手を筆頭に先週行われたアジア柔術選手権のチャンピオンが2人、ワールド柔術マスターのチャンピオンや、現役プロ修斗ランカー選手、格闘代理戦争で活躍した選手など豪華メンバーが勢揃いの開会式。
そんななか、サイジムからはグラップリング団体戦にJセロウ、裕彦、大ちゃんがそして柔術ワンマッチにKyokaが参戦。
まずはグラップリング団体戦。1回戦は経験豊かな選手が多いブレイブハート。サイジムは体重は全然足りなかった3人だけど、圧倒的に若い!若さと勢いで勝負!
グラップリング団体戦は一本取ったら勝ちの勝ち抜き戦で一本取れなかった場合は両者退場。大将が退場したチームが負け。最終的に大将が両者退場した場合は3人の代表がもう1戦行い勝ったチームが勝ち。一本付かない場合は3名のジャッジによる旗判定。
先鋒戦は加藤裕彦とプロシューターで足関節が得意な津田麗茉選手。得意の足関節を防ぎ、終始有利にすすめ肩固めで極まったと思ったけど、驚異の粘りで一本取れずドロー。
中堅戦は中村大介と柔術黒帯、ADCC2005日本予選2位の三浦昌朋選手。戦績的には圧倒的に負けてるけど若さと体重の軽さで勝負。潜りに行った大ちゃんを上からつぶし腕がらみという形がほぼ4分間。極まりかけてたけど、こちらも驚異の粘りで一本取らせずドロー。
そして大将戦はJセロウ若林とプロシューターで黒帯の芳原零選手。序盤、芳原選手の肩固めに追い込まれるもなんとか解除し後半に猛攻仕掛け最後ギロチン狙うも時間切れでドロー。
ということで最後は代表戦。こちらはやすひこで行こうと思っていたけど、22歳の大ちゃんがやりたいと。たぶんあちらは津田選手で来るとふんでいたので一番軽いけど、足関節対応がある大ちゃんが適任と思い選出するも相手はまさかの三浦選手。そして結果は腕がらみで一本負け。残念だったけど、勝負に行った大ちゃんを攻める人は誰もいない。この辺の駆け引きも団体戦の面白さ。
続きまして唯一行われた女性による柔術ワンマッチ。こちらは5分2Rでポイントなしの一本マッチ。
相手選手は格闘技代理戦争にも出ていた狂犬木越こと木越めぐみ選手。上で戦いたかったKyokaだけど、強引に投げられ下になりハーフガード。何とか凌いでいたけど、後半パスされマウントを取られ、腕十字狙われるも逆にひっくり返し上になりパス狙ったところで1R終了。2Rも立ち勝負から相手が投げに来たところを逆にタックルに行きなんとかテイクダウンで上を取る。なんどもパスをしかけるもなかなか崩せない。後半逆にスイープされ下になり2R終了。3-0の判定負け。相変わらず体重が足りなくて今回も規定体重より7㎏も軽かったけど、見せ場も作り大舞台でよく頑張った!
2とも体が小さいけど熱くて激しい試合を見せてくれました!これから女子格闘技、そして女子柔術をもっと盛り上げてくれる選手になるはずです!
そしてメインは小見川選手と地元鷲尾選手の試合で大いに盛り上がった越後荒波01!
初めての大会だったし改善点も多くありましたが、出場してくれた選手やスタッフの熱意でとても良い大会だと思いました!これからも続けていきたいです!
試合に出た選手、スタッフ、会場に来てくれたお客様本当にありがとうございました。
来週は全日本アマ修斗。サイジムからはたかしが出場、そして越後荒波にも出場していた木越めぐみ選手も出場します。要注目です!
http://j-shooto.com/2019/09/23/post-25365/