【試合レポート】キッズ柔術ガールズ杯

3月21日（祝火）埼玉県草加市で行われたキッズ柔術ガールズ杯の試合レポートです。SAI-GYMからは2人出場しました。今回は女子キッズだけということで当たり前ですが会場には女子キッズだけ。すごいですね！

横山夏音　ピーウィー２｜白帯｜ライトフェザー級 （-24.00kg/3分）

ワンマッチ決勝戦。夏音は柔術デビュー戦。試合開始で2人とも一瞬止まるけど、相手選手が引きこみ下から三角絞め。頑張って解除しようとしていたけど一本負け。タップしないと思ったらタップ知らないって言われた。奏亜にも聞いたけど、タップはパパから教えてもらったって。これはあかん。締め切り1日前に申し込んで体重がギリギリで前日の夕ご飯はバナナのみで試合始まるまで水を少しだけ。それでもわがまま言わず我慢してた。試合後は号泣していて悔しかったと。いつも笑顔で泣くことや怒ることはほとんどないのにびっくりした。

横山奏亜　ジュニア２｜■灰帯｜フェザー級（-36.20kg/4分）

初戦の作戦は最初はしっかり構えて組ませるなと自分がタックルのタイミングで声かけるからそのタイミングでタックルに行けと指示。その指示に従ってタックルでテイクダウン。下からの腕十字、スイープを防ぎながら、何度もパス狙う。立ったところに草刈りでスイープ、パス、マウント。相手選手の抑え込みがうまい。何度もポジション変えながら完全に抑え込まれるも、残り30秒くらいでガードに戻しヒップスロー、マウントまでいったところで時間切れ。ポイント負け。

3位決定戦は以前戦ってる選手。引きこまれガードに入り、下からのアタックを防いでいたけど、下からの腕がらみで一本負け。引きこまれ際の対策は試合前にこうするんだよとは言っていたけど、試合本番でできるわけもなく、草刈も腕がらみも知らない技だったらしいから防ぐのは難しいかったかもしれないね。

でも今回初めてタックル決めたし、ヒップスローもできた。3年位柔術やってるけど、スパーはほとんどやったことないし、4分スパーなんていままでやったことないなか最後まで諦めずによくやった。スパー経験がないからどうしてもディフェンス力やキワの攻防が弱いよね。相手選手はしっかり奏亜の対策をしてきたと試合後に言われて、明らかに差が出たなと思いました。

他の試合も見てたけど、スピード、フィジカル、スタミナが全然違ってうちとはかなり差があると思った。正直この差を縮めるのは困難。でもこの敗戦を糧にこの時の自分より強くなっていれば全然OKなので下を向かないで前を向いていけばいい。

4月からは自分がキッズ柔術を教えます。必ず強くして結果を残させるので頑張って付いてきてほしい。そして何より柔術を好きになってほしい。

最後に大会関係者、対戦相手のみなさまありがとうございました。