先日、行われた越後冬乃陣の試合レポートです。
まずはこのような厳しい状況下の中、大会を開催してくださった風田さん、そしてスタッフの皆さんありがとうございました。開催には相当な覚悟が必要だと思いますし、コロナ対策を徹底していただき、安心して出場することができました。
試合のほうはサイジムからは6名参加。初出場は2人、18歳3人、20歳1人、23歳1人と若い子が多かったです。
得意のカウンター、早いジャブで相手を翻弄し、終始自分のペースで戦うことができた。作戦通りだったけど、それ以上にデビュー戦とは思えない落ち着きでしっかり自分の戦い方ができた。
[第1試合]越後風神キックボクシング63.0kg90秒2R
○近藤大翔(SAI-GYM)
TKO 2R 0:16
✕志村龍一(拳心館)
かなり身長差があったが、それ以上に攻撃に対して消極的。いつもは積極的なのに全然入れなかった。勝負できなかった。それが敗因。総合デビュー戦でいろいろ考えてしまったかな。
[第2試合]MMAフェザー級3分2R
✕安達徹(SAI-GYM)
判定0-3
○坂井勇斗(総合格闘技ジムBATTLE)
[サブレフェリー]
山田18-20(1R 9-10/2R 9-10)
須貝18-20(1R 9-10/2R 9-10)
藤石19-20(1R 10-10/2R 9-10)
常に動いて相当疲れていたけど、セコンドの指示通り動いたし、足関節の逃げは練習通りにできた。やっちゃダメということをやらなかったし気持ちも強い。いつも競り勝つ。
[第7試合]越後荒波グラップリング73.5キロ3分2R
✕南波貞行(総合格闘技ジムBATTLE)
判定0-2
○鈴木琉(SAI-GYM)
[サブレフェリー]
大久保19-20(1R 10-10/2R 9-10)
須貝19-19(1R 9-10/2R 10-9)
藤石18-20(1R 9-10/2R 9-10)
相手がこういう戦略で来るのは最初から分かっていたはず。それでもタックル勝負なら、思いっきりいかないと。
[第9試合]越後荒波グラップリング55.5kg3分2R
○堅田さくら(総合格闘技ジムBATTLE)
判定2-0
✕皆川杏佳(SAI-GYM)
[サブレフェリー]
大久保20-19(1R 10-9/2R 10-10)
須貝20-18(1R 10-9/2R 10-9)
藤石19-19(1R 10-9/2R 9-10)
攻める姿勢、そして一本狙う姿勢。良かったと思う。寝技や柔術は最初からうまくいってたわけではなく、苦労していたけど辛抱強く続けてきた。まだまだ強くなる。
[第11試合]越後荒波グラップリング73.5キロ3分2R
✕小林孝秀(ファイティングラボ新潟)
判定0-3
○岡田達磨(SAI-GYM)
[サブレフェリー]
大久保19-20(1R 10-10/2R 9-10)
須貝18-20(1R 9-10/2R 9-10)
藤石18-20(1R 9-10/2R 9-10)
この試合も積極的に仕掛ける。攻めて抑え込まれるもそれを戻せるようになったのは大きい。ほんとに強くなってると思う。わかちゃんに対しては厳しい言葉も何回も言ってきたけど、2年前から自分の練習方法を変え、少しずつだけど、変化してきて自信もついてきたし、ここ最近になり結果も出てきた。きっと当時は反発したいこともあったと思うけど、自分が変われば、周りの評価も変わる。そうすれば過去のことなんかどうでもよくなる。
[第12試合]越後荒波グラップリング67.5キロ3分2R
○若林康浩(SAI-GYM)
判定2-0
✕宮澤和郎(飛翔塾元和道場)
[サブレフェリー]
大久保19-19(1R 9-10/2R 10-9)
天風20-18(1R 10-9/2R 10-9)
藤石20-18(1R 10-9/2R 10-9)
試合動画はこちら
今回は勝った選手、負けた選手、内容がはっきりしてた。戦術的にディフェンシブルになるならわかるけど、ただ攻めれないというのは自分自身の勝負に負けてるだけ。そこは試合の第1段階であって、それを超えてから戦略や技術展開がある。勝った選手も負けた選手もこの試合は意味があったものだと感じて、次に繋げてほしいです。対戦相手の皆さまありがとうございまいた。
練習後のセミナーも多くの参加。風田さんも言っていたけど、みんな格闘技に触れあいたいんだよね。苦しいのにみんなしっかりマスクをして、やれることやって、世間で大声で格闘技やってますなんか言えない状況で、肩身も狭い思いもしてると思うし、そんななか、こうやって大会を開いてもらえるんだから、本当に感謝しかないです。ありがとうございます。